元サッカー日本代表で、実業家の中田英寿(なかた ひでとし)さんが、コロナの影響で苦境に立たされている飲食業界を盛り上げたいと、自身のYouTubeチャンネルで新しい番組を開設しました!
その名も「にほんもの Chef’s Table」です。
中田英寿さんと言えばサッカーの日本代表として活躍されていた超有名な方なのでご存知の方は多いとは思います。
ですが、今現在具体的に何をやっているのかということは意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は中田英俊さんの、今についてご紹介したいと思います!
中田英寿さんの今のビジネスは?
現在は、日本酒の会社、「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」の代表取締役社長です。日本酒や伝統工芸を中心に日本文化を世界にPRしています。
日本酒に関するコンサルティングや日本酒セラー「Sake Cellar」、日本酒アプリ「Sakenomy」、オリジナル酒器ブランド「Nathand」の開発もしています。
中田英寿を中心とする専門チームが自らの舌で選び抜いた、最高峰の蔵元やレストランだけが出店するイベント、「CRAFT SAKE WEEK」は日本酒を飲まない人たちからも注目を集めることになります。
2018年には、国際PRアワードの最高峰「ゴールデン・ワールド・アワーズ」で最優秀賞を獲得します。
2020年4月1日からは、立教大学経営学部の客員教授として、教鞭をとることにもなりました。伝統工芸や産業、農業などを巡り、日本の良さを世界に発信している中田さん。
その活動に立教大学が共感したそうです。
経営学部の3、4年制を対象とした選択科目「伝統産業とマーケティング」を担当します。『日本文化の世界戦略』をテーマに、日本の伝統文化の歴史と現状を学び、産業の再生や新規ビジネスの創出を行うための思考力・実践力を身につけるための講義です。
なぜ中田英寿さんが日本酒の会社を作ったのか?
中田さんは現役引退後、「サッカー以上に熱中できるもの」を探して、旅に出ました。
世界各地を旅しており、見聞を広めながら自分にできることを探したいという趣旨の発言をしています。
最初は、世界90ヵ国、150以上の都市を見て回ってきました。海外を転々とし、そのあとは7年がかりで日本全国を旅したそうです。
国連のプログラムに協力しながら、サッカーを通じた社会貢献活動を続けていることを高く評価され、世界で16人目となるFIFA親善大使へと就任します。
2005年には、貧困問題を訴えるホワイトバンドプロジェクトのクリッキングフィルムに参加。当プロジェクトの日本版は、中田さんの所属事務所であるサニーサイドアップが協力しています。
全世界を周りながら旅をする中で、日本文化が世界から評価され、価値が高まっていることを目の当たりにし、同時に、日本の文化の価値をあらめて再発見することに。
日本の良さを世界にぜひ伝えていこうと、職人に会いに行ったり、酒蔵を尋ねては勉強するという旅のスタイルにかわっていきます。
そして、日本酒の会社、「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を設立し、代表取締役社長に就任したのです。
新しく開設された番組はどんな番組?
中田英寿さんはYouTubeに配信チャンネルを開設しており、そちらには、現役時の中田さんのプレー集や、その後の旅の様子を写した映像が配信されています。
そして今回は新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている、レストランや酒蔵を助けたいという思いから、新しい番組が開設されました。
それが、「にほんもの Chef’s Table」です。
一流シェフと生産者である農家や酒蔵、工芸家等とのつながりを伝えていく新しい動画コンテンツです。
通常では絶対見ることのできない、一流シェフの「家庭で作れるレシピ」を紹介していきます。
まとめ
元日本代表サッカー選手の中田英寿氏は、現在は実業家として日本酒の会社の代表取締役として活動されています。
世界を旅して再発見した日本文化の価値を世界に広めるべく日々、突き進んでいらっしゃいます。
「日本酒」や「伝統工芸」、「生産者」など日本の素晴らしいモノ達が世界に広まっていくのはとても嬉しいですね。
世界を飛び回って活躍されていた中田氏は、言語の壁はなく、サッカーを通じて各国にお知り合いやビジネスパートナーをいらっしゃるそうなので、益々の発展を期待せずにはいれらないです!
応援させていただきます!
最後までお読みいただきありがとうございました。