アイデアの作り方

自然とアイデアが増える!3つのおすすめの作り方を解説します!

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「仕事でアイデアを出さないといけない。けれど、何も思いつかない」
「結婚式の幹事を頼まれたんだけど、どんなイベントをやったらいいのかアイデアが欲しい」
「新商品のアイデアを何か考えないといけない」

仕事だけでなく、プライベートでもこういった何かしらの企画をする機会があると思います。
今回は、アイデアを出し、広がりをつけるために活用できる具体的な方法(ツール)をご紹介します!

それでは、いきましょう!

 

質問をかえる

例えば、結婚式の二次会で、「どんなイベントをしたら、盛り上がるか?」という問いに対する答えは、どんなものがあるでしょう。「ビンゴゲーム」「カラオケ大会」「クイズ大会」「団体ゲーム」など、今まで参加した中で思い浮かべて、アイデアを出していくと思います。

一通り出した時に、他になにかあるかなぁ、と行き詰まる時があります。

そんな時に質問を変えてみるのです。

問いと答えはセットなのですが、そう考えると当然、問いが変われば答えも変わります。
ビジネスでは、答えよりも適切な問いを考える方が重要とされることが多く(自らの課題発見)、それが適切であればあるほど、適切な答えが導かれる傾向があります。

先ほどの例を挙げてみると、例えば問いを「どんなイベントだったら、自分が参加したいか?」と問いを変えることで、答えが変わってきます。
先ほどのイベントの他に、自分が参加したいと考えると、

私は普段はゲームが大好きだから、「マリオカートの大会やりたい!」とか、
野球が好きな人は、「ストラックアウト(的に向かってボールを投げる)をやりたい!」
音楽が好きな人は、「楽器あてクイズなんてどうかなぁ?」

といった、個性が出てきます。

5人いれば、たぶん趣味という視点から色濃いアイデアが出てくることでしょう。

問いを変えるということは、言いかえれば、「視点」を変えるということです。

答えに詰まった時には、問いそのものを変えて、もう一度考えてみましょう。
問いを変えることによって、答えのジャンルがどんどん増えていきますよ!

 

マンダラート

とてもシンプルな方法で、僕もよく活用する方法です。

紙にまず3 × 3=9マスの表を書きます。


そして、その真ん中に考えるものをまず書くのです。
そこから発想できることを周りの8マスにひたすら書いていきます。
この8マスをとにかく埋めるというのが絶妙で、ちょうどギリギリ脳に負荷がかかるラインだと思っています。

例えば、「スピーカーの新商品」を考えるとしましょう。
真ん中にまず、「スピーカー」と書きます。

次に新商品の手がかりになりそうなワードを周りに記入していきます。
「音」「大きさ」「色」「パッケージ」「置き方」「稼働時間」「どんな場所で使う?」「価格」といった感じで連想したもの書いていきましょう。

次に今度は、この中でさらに広がりそうなワードをとりあげて、あらたなシートの真ん中に記入します。
今回は、「どんな場所で使う?」がなんか面白そうなので、ピックアップしてみましょう。

同じように、真ん中に「どんな場所で使う?」を書いたら、周りの8個を埋めていきます。
「自分の部屋」「教室」「職場」「ビーチ」「車」「ピクニック」「トイレ」「水中」とか・・。最後らへんはもう勢いです。

するとここで、すでに8 × 8=64の要素が生まれたことになります。
他のワードを選んで8個かけば、さらに × 8という広がりがになっていきます。

あとは、目の前に並んでいる要素の中から組み合わせて、アイデアを考えていきます。

「車」で使うにはぴったりの「大きさ」のスピーカー
「水中」で使うのに適した「色」のスピーカー
「教室」で使うのにオブジェみたいに「置ける」スピーカー
「トイレ」の時間が優雅になる「音」(個室の反響を考えられた)の出るスピーカー

などなど。
1人で気軽にできるものの、思いもよらなかったアイデアが本当にでてくるのがコレの不思議なところです。

 

オズボーンのチェックリスト

これは、1つのアイデアの要素にかけあわせて考えていく方法です。
上記の「マンダラート」に行き詰まってきたら、このチェックリストに当てはめて考えてみると、出てくるかも?というものです。
あらかじめ、用意されているので、考えることなく視点をかえることができます。
こんな感じです。

⚫︎転用したら? → 現在のままで新しい使い道は?
⚫︎応用したら? → 似たものはないか?真似はできないか?
⚫︎変更したら? → 意味、色、動きや臭い、形を変えたらどうなる?
⚫︎拡大したら? → 大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?
⚫︎縮小したら? → 小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる?
⚫︎代用したら? → 代わりになる人物は?材料、場所などを代えられるか?
⚫︎置換したら? → 入れ替えたら?順番を変えたらどうなる?
⚫︎逆転したら? → 逆さまにしたら?上下左右・役割を反対にしたら?
⚫︎結合したら? → 合体、混ぜ合わせる、合わせたらどうなる?

引用:「考具」 加藤昌治 著

 

例えば、先ほどの「スピーカー」で考えてみると、

・転用 スピーカーの新しい使い道は?
・代用 スピーカー機能を今までは違う代わりのもので作る、使うことはできない?
・結合 スピーカーに別の機能を合体させたら?静かにする→ノイズキャンセリング?

といった感じでしょうか。

時間をかけることなく、ただただ当てはめてみるだけなので、本当に簡単にできるのがいいところです。

まとめ

①質問をかえてみる
問いと答えはセットです。答えに行き詰まったら、問いを変えてみましょう。

②マンダラート
9マスの表の真ん中に考えたいことを記入。周りの8つの枠を埋めながら、どんどん広げていきます。
そして、出てきた要素達を組み合わせて考えてみましょう!

③オズボーンのチェックリスト
考えたいアイデア・モノを9つの質問にぶつけていくだけです。
少なくとも、9つの広がりが生まれるはずです。

 

ゲーム感覚で楽しみましょう。楽しいという状態は脳の創造性を高めますよ!