アイデアの作り方

アイデアが思いつく場所!ひらめきが出やすい創造性の4Bを解説!

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後輩
後輩
先輩!率直にお伺いしますが、どんな時にアイデアがよく浮かびます?
プランナー
プランナー
ど、どうしたんだい、突然(笑)。
後輩
後輩
先日クライアントさんから「企画を仕事にしている人ってどうやって、ひらめくの?」って質問されたんですけど、なんかフワッとしか答えられなくて。ちょっと聞いてみました。
プランナー
プランナー
そうだねぇ、確かにこれ!といった時というのは個人差があるのでなんとも言えないけど、多くの人が述べているタイミングっていうのはあるよね。
後輩
後輩
へぇ〜、どんなのがあるんですか??
プランナー
プランナー
有名な「アイデアの生まれる場所 4B」と言われるものがあるので、僕の体験をふまえて話をするね。

アイデアがフッとわいてくる瞬間というのは、よく「リラックスした時」と言われることが多いです。
お風呂に入っている時やトイレに入っている時、ウォーキングしている時や子供と遊んでいる時など人によって色々な意見があります。
そこで、今回は、アイデアの作り方として有名な本『スウェーデン式アイデアブック』の中から、「創造性の4B」について、自分の体験&感想を踏まえてお伝えしようと思います。

「創造性の4B」を活用しよう!

著者のフレドリック・ヘーレン氏が述べているのが、「創造性の4Bと呼ばれる、バー(Bars)、バスルーム(Bathrooms)、バス(Busses)、ベッド(Beds)の4つことです。

4Bは多くの人が普段よりひらめきやすい場所なのです。
眠る寸前に浮かんだアイデアを書き留めるため、枕元にノートとペンを置いている人は結構いますし、バーで思いついたことをコースターに書きなぐったと言う話も数しれません。
じっくり考えられる場所はどこですか?そこで仕事をする時間を増やしましょう。

引用:スェーデン式アイデア・ブック フレドリック・ヘーレン著

とあります。
この4Bに関して、言われてみると、確かに心当たりがある人も多いのではないでしょうか?
デスクに向かって、考えていれば良いアイデアが生まれる!なんてことはないですよね。
個人差があるのは重々承知の上で、自分なりの感想をまとめてみましたので、参考になれば幸いです。

Bar (バー)  ○良い

⚫︎リラックスできるというか、アルコールの力がかなり大きい。

⚫︎1人で考えると言うより、バーテンダーと話したり、お客さんと話をするといったことになるので、ブレストをしている感じに近い。

アイデアが量産されることは間違いないでしょう

お酒の力によるリラックス効果や、会話によるアイデアの出し合いは拡がりをもたらしてくれます。

アイデア出しと同時にストレス解消も兼ねられるので、定期的に活用するのは良い刺激になる方法だと思います。

バスルーム(bathrooms)  ◎とても良い

⚫︎単純に心地よい感じで、リラックスできるので、頭も柔らかくなり発想しやすい。

⚫︎場所(環境)が他と比べて特殊な上、体全体を使って、刺激をうけるので、脳の活動への影響は大きいと思われる。

僕自身が、実際にアイデアがよく浮かぶことが多いタイミングです

考えたいことをとにかく頭に叩き込んで、一通りアイデアを出してから、お風呂へ向かいます
温度をいつもより少しさげて、長めに入ってみましょう
なんとなくボーっとしていると、いわゆる「ひらめき」体験ができることが多いと思います。

お風呂場で思いつかなくても、全身リラックスできるので、その後部屋でゆっくりしていても「ひらめき効果」は持続している感じがします。

バス(busses) ○良い

ここでは、バスとなっていますが、よく乗る機会の多い電車での感想とします。

⚫︎できることがが限られるため、自然と考えに集中できて、アイデアも出やすいということなのではないか。

⚫︎キョロキョロすることで、電車に掲載されている広告を見たり、乗って行くる人の服装を見たりと、発想の糸口が豊富にある。視覚的刺激が大きい。

アイデアが浮かびやすい環境ではあると思いますが、個人的には、図書館やカフェでも体感としては、変わらない感じがします

ただ、電車の場合は「目的地で降りる」という強制要素が加わるため、それが程よいリズムを生み出してくれるのかもしれません

スマホをいじり出すと、もはや電車の空間ではなくネット空間での頭の発想になってしまうので、この場合はあくまでスマホは使わない前提としています。

ベッド(beds) △微妙

⚫︎ベッドで考え事をすると、考えがグルグルと回ってしまい眠れない(アイデアも出ない)か、逆にすぐに寝落ちしてしまうかの二択になる。

⚫︎人によっては、「後は寝るだけで、やることはまた明日」という状態になった時に頭が自由になって、思いつかなかったアイデアがでるのかもしれない。

これに関しては本当に個人差だと思いました。

ベッドサイドでくつろぐ習慣がある人には、向いている方法なのかもしれません

中国の古典「帰田録」に、「馬上、枕上、厠上(馬の上(移動時)、枕の上、トイレの時)」という言葉があるそうで、枕の上というのは、昔から多くの人がアイデアを生み出してきた場所なのだということなのでしょう。