アイデアの作り方

もうアイデア出しに困らない!誰でもできるアイデアの作り方を伝授!

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「来月のイベントの企画、何か考えておいてね!と言われたものの、全く思い浮かばない」
「お客様から面白そうなアイデア、何かない?と言われて、とりあえずそのままにしている」
「次にリリースできそうな新商品を何か提出しておいてね。と言われても何から考えたらいいのかわからない」

企画部に限らず仕事をする上では何かしら、企画を考えないといけない機会はあると思います。
でも、その度にデスク前で固まるばかり・・・。

そんなあなたにお役に立ちそうな、アイデアのつくり方をご紹介します。

企画と考えて、カチコチに固まってしまう前に、一度気持ちを落ち着けて読んでみてください。
まずは、リラックスリラックス。

それでは、いきましょう!

アイデアは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない

いきなりアイデアを出そうとするのではなく、日頃からアイデアの種を幅広く集めておく、つまり準備することから始めていきましょう。

アイデアをつくる上で、基本的なつくり方として、

有名な「アイデアは既存の要素の組み合わせ」(ジェームス・W・ヤング)という考え方があります。

つまり、すでに世の中にある要素(種)を見つけて、組み合わせて、アイデアという実をつくるという考え方です。

この考え方をベースにしながら、場合によっては応用していくというスタンスだと分かりやすいかと思います。

なので、まずは種を探す旅に出かけなくてはなりません。

もちろん、旅といっても身近でも構いませんよ。

視点を変えれば毎日の同じ光景でも違った発見・アイデアの種が、転がっていいますよ。

自分の感情が動いた時に立ち止まって考えてみる

では、この種をどうやって拾うか?ですが、ポイントとしては、

日頃から「自分の感情が動いた時を逃さないように意識してみましょう。

この時に気をつけたいことがあるのですが、それは「最初は普段通りに過ごす」ということです。

素直な感情の動きに反応するために、感情の動きには敏感になりつつも、「これが楽しいと思う」という無意識な思い込みは引っ込めておきます。

そうしないと最初の段階で「面白いだろう」というフィルターがかかってしまうので、それを種にしてアイデアを作っても、リアル感はでてきませんのでご注意を。

それでは話を戻します。

例えば、マグロの解体ショーを見ておもしろいと思ったとしましょう。

この場合、

「マグロの解体ショー」

とそのままメモします。

アイデアの種1つです。

これだけでも良いのですが、もう一歩踏み込んで、「なぜおもしろいと思ったのか?」を考えます。

例えば、

「何が起こるかわからないアドリブの臨場感」
「普段見たことのない非日常感」
「調理そのものが1つの舞台になっている面白さ」

といった感じです。

これらもアイデアの種としてメモしておきます。

これで、アイデアの種が4つ拾えました。

このような感じでアイデアの種をたくさん集めておくのです。

まだ企画のお題がない段階でも日頃から思いついたアイデアは色々と考えておきましょう。

例えば、「このマグロの解体ショーは何かに使えそうだな」とフワフワと考えておきます。

アイデアの種をお題と掛け合わせる

そして、いざ課題が発表されたとします。

例えば、「車のイベントを考えてください」となったとしましょう。

アイデアを作っていきます。

この際、「マグロの解体ショー」自体をアレンジすればもうその企画のアイデアになるかもしれません。

⚫︎「車 × マグロの解体ショー」→「車の解体ショー」

面白そうなことは確かです(笑)。

音楽つけたり、演者を加えたり。

色々と問題はありそうですが、この段階では制限をかけてはいけません。

否定もダメです。

とにかく頭を柔らかく、アイデアを拡げて拡げて、バカらしいこともたくさん出しましょう。

後で、条件に当てはまりそうなものを選択すれば良いからです。

アイデア出しに「それ、できるかな?」というブレーキ係はいりません。

ほかにもさっき拾った種を「車のイベント」に投げ込んで行ってみましょう。

⚫︎「車 × 何が起こるか分からないアドリブの臨場感」→ 「有名ドライバーによる車を使ったアドリブ運転ショー」

(そういえば、ジャズのアドリブも盛り上がってるよな。「アドリブには人を惹きつける力があるのかもしれない」とか思ったら、また次の機会のためにメモしておきます(笑))

⚫︎「車 × 普段見たことない非日常」→「VRで F1ドライバーの体験ができるイベント」
⚫︎「車 × 調理そのものが舞台になっているおもしろさ」→ 「車が作られる過程を生で見れる工場見学または現地で車の組み立てショー」

あっという間に4つできました。

こういった感じで、このアイデアの種を普段からたくさん用意しておけば、さらにたくさん出来ます。

この掛け算からの連想は、人によってかなり出てくるアイデアが変わるので面白いところです。

そして、出し尽くしたと思ったら、目の前に出てきたアイデア達を企画の条件に当てはまるように工夫したり、盛りつけたりして、選択&調整します。

予算は大丈夫か?法的に問題はないか?できる環境があるか、人はいるか?など。

上記を1人でもやることはできますが、種を出す段階(アイデア出し)をチームでやると更に面白いですし、なおかつ楽しいアイデア会議になると思います。

まとめ

整理すると、

①「アイデアの種」を探す旅にでる。

できれば、日頃からメモ帳に書いておけると良いと思います。

②お題(課題)にアイデアの種をひっぱり出してきて、ぶつけてみる。

ここは、掛け算の連想を十分に楽しみましょう。

出てきたアイデアを元に、

③さらに発展・拡大させていく。

④リラックスして再度考える。

脳科学者の茂木健一郎氏も以下のように述べられています。

アイデアが生まれやすいのは、集中した状態からリラックスした時です。でも、考えたいものの周辺情報など、そもそもの情報がなければアイデアは生まれてこないので、いろいろな角度からの情報をまず頭の中にインプットします。その後に散歩としたり、お風呂に入ったりというリラックスタイムを設けると、ふっといいアイデアが生まれてくることが多いです。

引用:マイナビニュース 

リラックスして、楽しみながら行うことが一番大切なことなのかもしれませんね。

以上、アイデアのつくり方でした!