「聴く読書」。着々と利用者が増えているようですね。
「ランニングをしながら聴きたい」「家事をしながら聴きたい」など、
ライフハック(時間の効率化)として利用している人たちが確実に増えているようです。
そこで、僕自身「オーディオブック」、特にAudibleを2019年から3年半使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
はじめに
読書は好きだけど、トレーニング中や満員電車で携帯を見続けるのも難しいときに、ふとやってみようと思ったのがきっかけでした。
YouTubeの要約チャンネルなどはさっと重要なことだけ知るには便利だけど、著者以外の意見・視点・解釈がはいってくるので、フラットで聴きたいと思うこともあったからです。
その分再生時間はながくなるけど、原文そのままを聴くということもしてみたかったのです。
オーディブルを使ってみた全体的な感想とレビュー
予想以上に、使う場面があっていいと思いました。
何よりも、仕事でもプライベートでもパソコンやスマホを使うので、目を酷使している生活環境の中で、目を休めながら、本の内容を読める(聴ける)のはかなりいいと思います。
耳をつかって聞いた方が、目を使って読むよりも疲れにくいとのデータもあるようです。
あと、やはり歩きながらの利用は言うまでもなく、かなり便利。
なんなら、あとちょっと聴きたいなと思って、そのままいつもより多く歩いていたりすることもあって、相乗効果があります。
また、同じ文章も、目で見るよりも、他人の声で聞く方が響くこともあり、面白いと思いました。
新しい習慣が増えたとはいえ、新しく時間を作ったわけではないので、毎日聴くようになるまで、本当にすぐでした。
Audibleの一般的なメリット・デメリット
Audibleのメリット
「ながら」ができるので、わざわざ新しく時間を作る必要がない
運動しながら、通勤しながら、家事をしながらなど、今行っている毎日の行動に合わせるだけで良い。
1冊だいたい4~6時間ほどなので、2倍速で聞いたら2〜3時間で読める計算になりますね。
活字が苦手な人でも、内容を知ることができる
目で追うよりも、耳で聞いた方が内容が入ってくるタイプの人にはかなりおすすめです。
朗読者もプロなので聞きやすい
声に癖があると、そちらが気になって内容が入ってこないということがあったりしますが、ことオーディブルに関しては、すんなりと入ってきて、内容に集中できます。
芸能人も参加しているところも、また面白いですね。
好きな芸能人の音読から入って、本を知るという形もありですね。
Audibleのデメリット
値段が高いと思われるかもしれない
文庫本一冊と考えると安いんですけどね。
内容をじっくりと知りたいときは、紙や電子書籍の方がいい
小説などは、目で読んだ方がいいと思う。
ただ、ラジオドラマみたいに聴くのが好きな人は、あっているかも。
その他の個人的な感想・レビュー
運動時間が長くなった
例えばウォーキング中に、聞いている内容がいいところだともう少しだけ聞きたい!となって、自然と歩行距離がついつい増えることがよくあります。
掃除をしながら聴く
僕にとってはどうしても後回しになりがちな掃除や片付けだったのですが、
オーディブルを聴きながら掃除をすることを覚えてからは、
掃除がメインというよりもオーディブルを聴く時間のついでに、
気分転換で掃除をするという意識に変わりました。
そうして、結果的に掃除する頻度が増えたのです。
もちろん義務感で「掃除をしなきゃ!」という始め方ではないので、ストレスも少ないですね。
目を休めながら本が読める
PCにスマホなど、1日に目を酷使する時間が多いため、そこにさらに目を使って本を読まなくても良い。
できるだけ紙であったり、スマホよりも負担が減るKindle Paperwhiteを使っていました。
しかし、今は耳で聴くことができるようになったため、目の疲れ軽減にもつながった感覚があります。(Kindle Paperwhiteも状況に応じて使っています。)
精神科医の樺沢先生もそういう点で、おすすめされていました。
耳で聴く方が、目を使って読むよりも脳が疲れにくいそうです。
Amazonで本を検索した時に、文庫本・Kindleと並んで、Audible 0円って表示してくれるのは便利。
買いたいとおもってAmazonで調べてみたら、Audibleのサブスクに入っていた!
なんてことがよくあって、わかりやすい。
いちいちそれぞれで調べるのは意外と面倒なんですよね。
(Kindle unlimitedもできます)
歩きながらだと脳が活性化されているので、本の内容が刺激となって、いろいろなアイデアがうかぶ。
仕事の企画やプライベートの案なども、歩き × 本に触発されて思いつく!ってことが結構あります。
耳で聴くことの科学的観点から見る良さ
再生速度をあげて聴く速聴は、脳を活性化させるだけでなく、頭の回転を早くするという研究結果もあります。
実際に僕自身、大学受験の英語の勉強で「速聴」の教材を取り入れていましたが、毎日早く聴いているので、本番ではとても遅く感じ、しっかりと聞き取れたという経験があります。
ちなみに、寝起きの頭を活発にするのにも役に立つそうです。
Audibleの商品説明
・12万冊以上の作品が聴き放題で楽しめる。
・オフライン再生が可能で、ダウンロードして楽しめる。
・プロの声優や俳優の朗読も楽しめる。
・Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数ある。
・再生速度は0.5〜3.5倍速まで可能
・30日間の無料体験ができる(もちろんいつでも退会できる)
・月額1500円(税込)
いつからか1500円で聴き放題に変わったのが、かなり大きかったですね。
そうなってから、利用頻度がかなり上がり、習慣化しました。
1500円が高いという意見も見受けられますが、
なんだかんだ単行本を買うと、ビジネス書であれば1冊で同じくらいしてしまうし、
月に一冊以上は必ず読むので、個人的にはかなりお得だと思っています。
さいごに
「本は知識の宝庫」とはよく言ったもので、ネットで断片的な情報は溢れるほど手に入っても、それぞれの関係性や、基礎知識などを踏まえて、わかりやすくまとまって書かれている本は、やはりとても役にたつものだと思います。
これだから、本が大好きなのです。
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